ボルガライスの由来を調査！特徴や発祥･起源から県内おすすめランキングまで

ボルガライスは福井県で30年以上前から親しまれているご当地グルメです。

オムライスにカツとソースが乗っかっているという、聞くだけでお腹いっぱいになりそうな組み合わせですが、意外とさらっと食べられてしまうのだとか。

本記事では、ボルガライスの由来や発祥地、福井県県内のおすすめ店を解説します。

ボルガライスとは？

ボルガライスは、オムライスの上にカツを乗せ、さらにデミグラスソースをかけた福井県のご当地グルメです。

オムライス、カツ、ソースが一体となったボリューム満点の一皿で、地元の人々や観光客に愛され続けています。

お店によってはオムライスの中身がピラフになっていたり、ソースがトマトソースだったりとアレンジの幅が広いのも特徴です。

ボルガライスの由来

ボルガライスという名前の由来ははっきりと分かっておらず、いくつか説が存在します。

よくボルガライスの由来として言われているのは以下のような内容です。

他にも「ジャムハウス」前身店マスターがボルガ地方に行った際に食べた料理にインスパイアされて作ったまかない飯に「ボルガ」と名付けた説など、多くの説が存在します。

  ボルガライスの発祥地と起源

ボルガライスの名前の由来と同じく発祥地と起源にも諸説あり、正確な答えは出ていませんが、松江カツライス研究会によると、東京・浅草のひさご通りに1952年から1955年までの間にあった『クスノキ屋』で創作された洋風カツ丼が始まりで、その後東京から福井にシェフが招かれたさいに伝えられたのではないかと考えられています。

ですが、少なくともボルガライスは1980年以前には登場していて、福井県越前市のご当地グルメとして、地元民に親しまれていることは確かです。

現在、ボルガライスは越前市以外の地域にも広まっていますが、特に福井県内では地域を象徴する一品となっています。

福井県内のおすすめボルガライス店4選

ここでは、福井県内のボルガライスがおいしいお店を4つ紹介します。

最寄駅や営業時間などもまとめているので、ぜひ参考にしてください。

1. ヨコガワ分店（越前市）

ヨコガワ分店は、ボルガライスが有名な地元店のひとつです。

諸説あるボルガライスの発祥地として名前が挙がっている老舗でもあるのだとか。

デミグラスソースにほどよくトマトの酸味が効いていて、カツが重たくないからさらっと食べられると人気のようですよ。

駐車スペースは少ないため、電車などの公共交通機関を使って行くのがおすすめ。

また予約は受け付けていないので、時間に余裕を持って行くと安心です。

2.レストラン ジャムハウス（越前市）

ジャムハウスは、前身店オーナーがボルガライスの発祥と言われているお店です。

ジャムハウスが提供するボルガライスには脂身の少ない豚ロースが使用されていて、比較的あっさりと食べられます。

また、カツではなくハンバーグを乗せる、ケチャップライスをピラフに変更といったアレンジも可能で、好みの組み合わせを楽しめるのも魅力です。

3. レストラン＆パティスリー　マイルイ（越前市）

マイルイは地元で、昔ながらの洋食店として知られるお店です。

地産地消をモットーとしていて、提供されるボルガライスは福井県越前市産の食材をふんだんに使用しています。

ケーキショップも併設しているので、食後のデザートを買って帰るのもおすすめです。

4. 麺房 いせや

麺房いせやは、1820年に創業した老舗の趣ある蕎麦屋さんです。

「ひ三つのごちそうセット」としてボルガライスを提供しており、越前おろしそば・たけふ駅前中華そばのどちらか、または両方をセットにして楽しめます。

観光で、ご当地グルメを堪能したい方におすすめです。

まとめ

ボルガライスは福井県を代表するご当地グルメです。

由来や発祥地には諸説あるものの、越前市では30年以上前から親しまれてきました。

お店によってこだわりポイントや、ソースやオムライスの味付けが違うので食べ比べてみるのも面白いかもしれません。