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まつ毛ダニは見えるのか?セルフチェックと治し方や原因・対策まとめ

まつ毛ダニは「顔ダニ」とも呼ばれるダニの一種です。

基本的に顔ダニは多くの人間の皮膚に存在していて、あまりにも繁殖しない限り害になることはありません。

ただし目元の清潔が保たれない状態が続くとまつ毛ダニの数が増え、目のかゆみやフケなどのトラブルを引き起こす可能性が高いです。

本記事では、まつ毛ダニの原因や症状、セルフチェック方法と対策について紹介します。

まつ毛ダニとは?ついてたら目に見える?

まつ毛ダニは、一般的に「顔ダニ」とも呼ばれる「デモデックス属」のダニの一種です。

顔ダニは人間の皮膚上はどこでも生息していて、「まつ毛ダニ」は目元に棲みつく顔ダニを指します。

要するに、まつ毛ダニ=顔ダニってことね!

まつ毛ダニはとても小さく肉眼では見えないため、確認には専用の顕微鏡が必要になります。

顔にダニがいると聞くと不安になるかもしれませんが、あまりにも数が増えない限りは基本的には問題ないです。

むしろ、ほとんどの人間の皮膚には顔ダニが生息していて、普段は皮脂汚れを食べて分解し、肌の健康を守っています。

ですから、まつ毛ダニがいる=不潔とは限らないので安心してください。

ただし、皮脂の分泌過多や清潔に保たれていない環境では顔ダニが異常に繁殖し、トラブルを引き起こすことがあります。

メイクの落とし残しや不十分な目元ケアはまつ毛ダニを増やす原因になるので気をつけましょう。

まつ毛ダニの症状とセルフチェック項目

まつ毛ダニが増えすぎたときの症状は、目のかゆみや違和感・まぶたの炎症など、主に目の周辺に生じます。

ただし、まつ毛ダニは肉眼では見えないほど小さいため鏡で見ても、いるかどうかはわかりません。

医療機関で診てもらうのが確実ですが、セルフチェックで以下の症状に複数当てはまる場合はまつ毛ダニが発生している可能性が高いです。

まつ毛ダニの症状

  • 目のかゆみや違和感が続く
  • まつ毛が抜けやすくなった
  • まぶたや目周辺の赤みや炎症が続く
  • 白い粉やフケがある
  • 朝起きたとき、目の周りに脂っぽい物質がたまっていることが多い

上記の症状は花粉などのアレルギー、その他の眼病でも起こりうるものです。

ですから症状が当てはまるからといって絶対にまつ毛ダニがいるとは断言できませんが、症状が継続する場合は早めに医療機関で相談するのが良いでしょう。

まつ毛ダニの原因

まつ毛ダニの原因は、主に以下3つが挙げられます。

まつ毛ダニの原因

  • クレンジング不足
  • マツエクのお手入れ不足
  • 化粧道具のお手入れ不足

以下で、具体的な注意点を解説します。

クレンジング不足

まつ毛ダニが発生する原因のひとつは、クレンジング不足です。

夏場に好まれるウォータープルーフタイプのマスカラやアイラインは落ちにくいことが売りなだけに、クレンジングで落としにくい傾向があります。

まつ毛の隙間を埋めるように引いたアイラインなどはまつ毛の根本に残りやすいため、特に注意しましょう。

マツエクのお手入れ不足

マツエクのお手入れ不足も、まつ毛ダニ発生の原因です。

マツエクをすると目元のクレンジングを優しく行う必要があるため、どうしても汚れが付着しやすい傾向があります。

また、地まつげと外れかかったマツエクの隙間にも雑菌が溜まりやすいのでホームケアには十分気を配りましょう。

化粧道具のお手入れ不足

接着剤がついたままのつけまつ毛を繰り返し使ったり、お手入れを怠ったスポンジなどを使うのもまつ毛ダニ発生の原因になります。

アイシャドウのチップやビューラーなど、目元に使う化粧道具は使ったあとに汚れを拭き取り、定期的に洗浄してください。

まつ毛ダニの対策3選

まつ毛ダニの治療や退治には、日々の清潔な目元ケアが欠かせません。

まつ毛ダニは一度発生すると除去が難しく、最悪の場合は手術での除去が必要になります。

ですから、日々のお手入れを徹底してまつ毛ダニを増やさせないことが何より大切です。

以下では、セルフケアとしてできる対策を3つ紹介していきます。

適切なメイク落とし

まつ毛ダニの繁殖原因のひとつに、メイクの落とし残しが挙げられます。

特にまつ毛の根元はマスカラやアイライン、アイシャドウといったアイメイクの汚れが残りやすいです。

メイクをした日は、落とし残しがないようにまつ毛の根本までしっかりとクレンジングして油分や汚れを取り除いてください。

アイシャンプーを使った洗浄

まつ毛や目の周りの洗浄には、アイシャンプーが効果的です。

アイシャンプーは目元専用のシャンプーで、まつ毛の隙間や根本に溜まった皮脂や汚れを落とせます。

目元専用なので低刺激な成分で作られている商品も多く、マツエクをしていても優しく洗浄できるのが特徴です。

クレンジングで落としきれなかったアイメイクを落とせるので、併せて使うのが理想的。

目元を洗うならアイボンでもいいんじゃない?と思うかもしれませんが、アイボンにはアイシャンプーのような洗浄効果が見込めません。

まつ毛ダニ予防を目的とするなら、洗浄効果のあるアイシャンプーが最適です。

フェイスタオルや枕カバーを清潔に保つ

顔に直接触れるフェイスタオルや枕カバーは、まつ毛ダニの温床になることがあります。

フェイスタオルは3〜4回使ったら交換し、枕カバーは最低週に1回程度は洗濯するようにしてください。

まつ毛ダニの治療法

症状がひどい場合やセルフケアで改善が見られない場合は、医師による治療が必要です。

場合によっては手術での除去が必要になるため、症状が悪化する前に病院へ行きましょう。

まつ毛ダニがいると判断された場合は、診察結果に応じて抗ダニ剤や抗生物質、ステロイドなどの薬が処方されます。

勝手な判断でやめたりせず、最後まで医師の指示に従って使用してください。

まとめ

まつ毛ダニの増殖は、定期的なアイシャンプーの使用や化粧品の衛生管理で予防・改善できます。

特にマツエクをしている方はまつ毛の根本に皮脂や汚れが溜まりやすいため、アイシャンプーを使って目元の清潔を保つのがおすすめです。

目元のかゆみ違和感、まつ毛の抜け落ちといった症状がひどい場合は、早い段階で医療機関にかかりましょう。

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